和食のテーブルマナーを徹底解説

和食のテーブルマナーを徹底解説

和食のテーブルマナーを徹底解説しています。基本となるお箸の持ち方から懐紙の使い方、和の料理それぞれの食べ方まで網羅的に紹介していきます。

甲殻類(エビ、カニ)の正しい食べ方のマナー~むき方からいただき方まで~

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和食ではエビやカニなどの甲殻類が出されることがよくあります。食べ方のマナーはもちろんのこと、食べ終えた後の殻の始末も美しさを意識するようにしましょう。

ということで、今回は頭付きのえび、開いたエビ、かにのむき方、食べ方、タブーまで紹介していこうと思います。

 目次

甲殻類の正しいいただき方

それでは、頭付きのエビ、開いたエビ、かにの食べ方を紹介していきますね。

頭付きのエビの正しいいただき方

頭付きのえびは、エビの頭を懐紙で押さえ、頭、胴の殻、尾の順に殻を外します。汚れた手はフィンガーボウルの水で指先を洗うか、おしぼりを使います。

えび

今回は懐紙を使った食べ方を紹介していますが、懐紙がなくても同じ食べ方で問題ありません。

もちろん懐紙があったほうが指を傷つけないので、おすすめですが、なくても以下の方法でおいしく正しくいただくことができるので、ご心配なく。

えびの食べ方

1.四つ折りにした懐紙で頭を持ち、胴の真ん中あたりを曲げて頭をとる

2.銅の殻をお腹の方から背中に向かってはずしていき、お腹に残った脚もとる

3.尾の先を持って引っ張り、尾を外す。殻、尾、頭は皿の奥にまとめる

4.ここで身に塩を振り、すだちをしぼる。(お好みで)すだちを絞るときは果汁がとばないように左手で覆う

5.用意されたフィンガーボウルで汚れた手を洗う。用意されていなければ、おしぼりでふく

6.お箸でえびをとり、懐紙を受け皿の代わりにしていただく。一口で食べれないので、嚙みきっても構わない

7.食べ終えたら、殻や尾、頭、すだちを器の隅にまとめる

8.殻、尾、頭、すだちの上から四つ折りにした懐紙を1枚のせる

懐紙

フィンガーボウルの使い方は洋食とほぼ同じですが、洋食の場合、フィンガーボウルを出されていると「素手で食べてもよい」という意味合いを持ちます。

しかし、和食の場合はフィンガーボウルを出されていてもお箸でいただきます。ここが和食と洋食のフィンガーボウルの使い方の違いですね。

meal-manners.com

 ちなみに、上記の記事で洋食のフィンガーボウルの使い方を紹介しているので、気になる方は見ておいてください。

そして、エビの食べ方は食事七則のエンディング美の法則に特に通じるものがありますね。エンディング美の法則を知らない方は下記の記事を見ておきましょう。

meal-manners.com

 和食では食事七則さえマスターしておけば、あとは何とかなる場合が多いので、こちらの食事七則はしっかり復習しておくことをおすすめします。

 開いたエビの正しいいただき方

 開いたエビをきれいに食べるコツは殻と身の間にお箸を差し込んで身をはがすのがポイントです。

冷めると身が取れなくなるので、熱いうちにいただきましょう。

開いたエビ

こちらも懐紙を使った食べ方を紹介しますが、懐紙がなくても同じ食べ方で問題ありません。

1.四つ折りにした懐紙で頭を持ち、頭の後ろに箸を入れる

2.殻と身の間に箸を入れて身をはがす。身がしまっていて、箸で切り分けにくい時は身をつまんで口に運ぶ。

ナイフとフォークでエビを驚くほどきれいに食べる方法

ナイフとフォークでエビをきれいにむけたらすごいですよね。手を汚すことなく、マナー違反にもならずにきれいに食べる方法をこちらの動画で紹介してくださっています。

youtu.be

あまりに美しく一瞬でできるため、一時期この動画はすごい話題になりました。

 かにの正しいいただき方

 かには身を取り出しやすいように包丁が入れてあり、専用のピックや箸で身を殻からかき出していただきます。

とる前に塩を振ったり、かんきつ類を絞る人もいますが、ここでは先に殻を取り外します。

かに

1.ゆで蟹の脚は包丁目を入れた面を上に向けて少し立て、専用のピックを使ってさらに身を書き出す。身の細い脚先の方から太いほうに向けて書き出すときれいにとりだせる

2.酢の器を手に持ち、脚の身をつけていただく

3.半分に割った銅の身は外側から内向きにピックを使って身をかき出す。食べ終えたら、殻はがら入れに入れるか、器の隅にまとめ、上から懐紙を一枚のせる

 ピックを使わないカニのむき方

ピックを使わないカニのむき方は下記の動画でわかりやすく教えてくださっています。

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