和食のテーブルマナーを徹底解説

和食のテーブルマナーを徹底解説

和食のテーブルマナーを徹底解説しています。基本となるお箸の持ち方から懐紙の使い方、和の料理それぞれの食べ方まで網羅的に紹介していきます。

椀物の正しい食べ方~蓋の取り方から汁、具の食べ方、タブーまで~

スポンサーリンク

椀物は和食の中でごちそうとされる料理です。季節感や彩り、素材の調和にも気を配られているので、料理を崩さず、整えながら箸をすすめることがポイントです。

椀物

そもそも椀物の定義は広く、椀を使用する料理全てを椀物と呼びます。つまり、椀物の正しいいただき方を知ることは、多くの料理のマナーを知ることにつながります。

目次

椀物の正しいいただき方

椀物には蒔絵や螺旋を施したお椀や、お椀の内側に柄があるものなど、装飾の多い器が使われることが多いので、丁寧に扱いましょう。

ちなみに、お椀に施された絵模様をほめるとお店の方や持ち主の方は大変、喜ばれます。

蓋のとり方

椀物には基本的には蓋がついています。まずは、蓋の外し方から紹介しますね。

1.お椀に左手を添え、右手で蓋のつまみを持って取る

2.蓋の裏のしずくが落ちないように蓋は傾けながら持ち上げ、取ったらすぐに左手を添えて仰向けにし、右手に持ち替えてお椀の右わきに置く

蓋を開けたらまずは食べる前に香りを楽しみましょう。

蓋がとりにくい場合は、お椀のふちを押してお椀をたゆませ、空気を入れて蓋を浮かせましょう。

youtu.be

上記の動画でわかりやすく解説してくださっています。

汁のいただき方

椀物はまずは汁を一口いただいた後、具をいただくのが一般的です。その後は具と汁を交互にいただきます。

お吸い物

1.お椀を両手で持つ。左手はお椀の底を支え、右手は添えるだけ

2.お箸を右手で取り上げ、器を持った左手の薬指と小指の間に挟み、右手をお箸に沿わせるようにして右端に移してからお箸を親指、人差し指、中指で食事ができるように持つ

3.お箸を持ったらお箸で具を押さえてまずは汁を一口いただく

 具のいただき方

 具はすり身で作った真薯や魚の切り身、豆腐などがあり、四季折々の食材が使われます。冷めないうちに味わいましょう。

1.吸い口を香りが立つように汁の中に沈めてから手前のとりやすい具からいただく。

具と汁を交互に味わう

2.具が大きくて食べにくい場合はお箸で種やすい大きさに切って一口大にしていただく

3.汁だけになったら、お箸を左手薬指と小指の間に挟んでから右手に持ち替えて、箸置きに置き、お椀を両手で持って汁をいただく

4.食べ終えたら、蓋をもとに戻す

1の吸い口とは、汁物に添えられる香の物のことです。ゆずや木の芽などがあり、料理の味を引き立てて、彩りにもなります。

かんきつ類や木の芽の香りは食欲増進効果があり、しょうがやねぎは生臭さを抑える効果もあります。

吸い口

3のお箸の置き方が文章だけではいまいちよくわからない方は下記の動画でわかりやすく解説していただけるので、見ておきましょう。

youtu.be

 椀物の扱い方のタブー2選

最後にしてはいけない椀物の扱い方を紹介しておきますね。器の蓋を取り皿の代わりに使う人がいますが、椀物の器は上質なものが多く、取り皿には不向きです。

特に、蓋の裏に細工のあるものは傷つけるので、避けるようにし、酢の物は色が変わる原因にもなるので、盛らないようにしましょう。